Silaplane™
(反応性シリコーン)

Silaplane™(サイラプレーン)は、直鎖状シロキサン鎖の片末端または両末端に反応性官能基を有する反応性ポリジメチルシロキサン(PDMS)です。

両末端タイプグレード一覧

グレード名 反応性官能基 構造式 分子量(Mn) 比重(25°c) 粘度(mm2/s)
FM-3311 アミノ基  1,000 0.95 11-15
FM-3321 5,000 0.97 90-150
FM-3325 10,000 0.97 200-400
FM-4411 ヒドロキシ基  1,000 0.97 30-40
FM-4421 5,000 0.98 100-125
FM-4425 15,000 0.97 250-400
FM-7711 メタクリル基  1,000 0.98 14-20
FM-7721 5,000 0.98 30-100

記載の数値は参考値であり、保証値ではありません。

Silaplane™ (両末端タイプ)のはたらき

Silaplane™(両末端タイプ)を多様なモノマーやポリマーと共重合させる事でブロックポリマー(有機樹脂)が形成されます。この樹脂内部にシリコーン鎖が分散しているため、樹脂物理特性の改質が可能です。

製品の特徴

  • 有機樹脂の物理特性の改質に適しています。
  • 各種有機化合物との反応可能(ウレタン樹脂、ウレア樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド)。
  • 有機樹脂、特にシリコーンバインダー樹脂に対して特に高い親和性を持ちます。

得られる特性

  • 柔軟性
  • ガス透過性(酸素(O2)、二酸化炭素(CO2)、CH4、水蒸気(H2O)など)
  • 耐熱性
  • 耐候性
  • 耐衝撃性

お問い合わせ

情報材料事業部

  • TEL : 03-3243-6190
  • FAX : 03-3243-6069