JNC株式会社と鹿児島大学および出水市が環境水を検体とする鳥インフルエンザウイルス簡易検出手法の確立と社会実装に向けた共同研究を開始

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JNC株式会社(本社:東京都千代田区、社長:浅野 進)と国立大学法人鹿児島大学(本部:鹿児島市、学長:佐野 輝)共同獣医学部 小澤 真教授、奥谷 公亮助教、および出水市(市長:椎木 伸一)は、養鶏場近隣のため池等の環境水から極めて短時間での鳥インフルエンザウイルス、RNAを濃縮する技術、検知する技術を共同で確立し、社会実装を目指す共同研究を2024年10月より開始しました。

【共同研究の概要】
題  目:出水市の環境水を検体とする鳥インフルエンザウイルス簡易検出に関する研究
実施場所:鹿児島大学 共同獣医学部
期  間:2024年10月 1日~2025年 9月30日
内  容:
1 出水市の環境水から鳥インフルエンザウイルス、RNAを簡易に検出する方法を確立し、その効果と有用性を検証する。
2 簡易に検出する方法としてJNCの磁性粒子Pegcision®キットを用いたウイルス粒子濃縮技術をブラッシュアップし、鳥インフルエンザウイルス、RNA 検出方法を、実証試験を通じて確立する。

研究の統括:JNC株式会社 取締役 常務執行役員 大塚信之
      鹿児島大学 共同獣医学部  教授   小澤真
      鹿児島県出水市 農林水産部 部長   高口悟

今回の共同研究により簡易検出手法を確立し、社会実装を実現させることで、高病原性鳥インフルエンザの発生抑制と被害の最小化につなげ、地域経済の発展に貢献してまいります。
本件に関連する3者のこれまでの取り組みについては、添付資料でご確認ください。

【本件に関する問合せ先】
JNC株式会社 総務部 TEL:03-3243-6370
E-mail: kouhou@jnc-corp.co.jp URL:https://www.jnc-corp.co.jp

【研究に関する問合せ先】
JNC株式会社 研究開発本部 齋藤 大史(さいとう ひろし)
TEL: 0436-37-2265 E-mail:h.saitoh@jnc-corp.co.jp

以上

リリース&添付資料(JNC).pdf