水力発電所大規模改修工事に関するお知らせ(熊本県/内谷第一 発電所 ・内谷第二発電所)

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JNC株式会社(東京都千代田区、社長:山田 敬三)は、熊本県八代市に保有する内谷第一発電所、内谷第二発電所につき、大規模改修工事を実施することと致しました。

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当社グループは、国内に13ヵ所の水力発電所(最大出力合計96,400kW)4ヵ所の太陽光発電所(16,000kW)を保有し、再生可能エネルギーによる発電事業に取り組んでいます。

 当社の水力発電所は、長期計画に基づく老朽対策により、その発電能力を維持してきました。クリーンエネルギーに対する社会的要請が高まる中、当社は発電能力の増強と電力の安定供給を実現すべく、水力発電所の改修を順次進めております。

 今般、既に工事を決定した11ヵ所の発電所(内7ヵ所は営業運転開始)に続き、内谷第一発電所、内谷第二発電所についても大規模改修工事を実施することと致しました。2013年から進めている一連の工事における、最後の案件です。今回の工事により、認可取水量は現状のまま、水車・発電機等を高効率な機器へ更新することで、最大出力及び年間発電量のアップを目指します。工事に際しては、環境と安全に充分配慮いたします。

水力発電は、二酸化炭素排出量が少なく、環境に優しい貴重な純国産のエネルギーです。当社は、これまで培ってきた発電技術を生かし、自然環境、地域社会に配慮した事業活動を行うことで、将来にわたり安定したエネルギーの供給で持続可能な社会に貢献してまいります。

<発電所の概要>                

1.内谷第一発電所

(1)所在地 熊本県八代市坂本町
(2)最大出力 改修前 16,500kW
改修後 16,600kW(一般家庭 約24,200戸分の年間発電量)
(3)投資金額 45億円
(4)設計着手 2019年11月予定
(5)営業運転開始 2023年 5月予定

2.内谷第二発電所

(1)所在地 熊本県八代市坂本町
(2)最大出力 改修前 8,200kW
改修後 8,300kW(一般家庭 約12,100戸分の年間発電量)
(3)投資金額 35億円
(4)設計着手 2019年11月予定
(5)営業運転開始 2023年 5月予定

<水力発電設備一覧>