2019年入社式 社長 後藤 泰行 祝辞

 

 本日4月1日、入社式が執り行われ、社長 後藤 泰行が祝辞を述べました。その内容を発表します。

 

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皆さんがこのJNC株式会社に入社し、社会人としての第一歩を踏み出すことに対して、心から「おめでとう」を申し上げたい。本日列席の役員をはじめ全社員が皆さんを歓迎し、新戦力としての活躍を期待している。皆さん一人ひとりが、会社に選ばれて、今日この場にいることは、素晴らしい達成である。まずは大いに喜んで、胸を張ってほしい。

この入社式の機会に、皆さんの今後の職業人生の役に立つと考える事をお話ししようと思う。

 

1.入社するということの意味合い

①  JNCの社名は皆さん自身と不可分である。

②  社会は、皆さんの人となり、行動を見て会社を推し量ることになる。皆さんの好感度は、会社の好感度

  につながるということである。

 

2.当社はいかなる会社であるか

JNCは2011年4月に親会社のチッソ株式会社から事業譲渡を受けて生まれた会社である。チッソの歴史の中で、水俣病の発生は最大の痛恨事であり、その結果大きな負の遺産を背負った。しかし私たちはその大きな反省に立ち、皆が一丸となって責任の完遂を行っている。これからは皆さんにもこの責任の一端を果たしていただく必要がある。

 

3.働き方について

政府は「働き方改革」の一環として、長時間労働の是正に動き出している。

企業の命題である優秀な人材を継続的に確保するためには働き方改革を行っていく必要がある。世の中の学生さんのコメントを聞くと、「有休が確実に取れるかなど、働く条件についてしっかり見たい」、「ワーク・ライフ・バランスの取れた職場」といった、仕事の時間とキツさに関する関心が高いような印象を受ける。

もちろん、心身の健康を損なうようなことがあっては自分にも会社にもプラスにならない上、皆さんが配属される職場では、今後仕事の「時間」ではなく、「スピード」と「能率」がより重視されるようになることは間違いない。しかし、発揮すべき能力が「長時間の我慢」から「能率」に変化することは、仕事が楽になるということではない。また、仕事を覚えて、個人の人材価値を確立するためには、具体的な仕事のケースを多くこなし、脳みそが汗をかくような、あるいはハラハラするような経験をなるべく多く積み重ねることが早道である。

皆さんが、将来頼りにすべきは、第一に自分自身の人材としての価値であり、会社ではない。自分の人材価値を早く作り、育てて、維持していくことが重要である。

 

4.「夢をもつ」ということ

「人から情報を与えられた」や「机に座って頭で考えている」という時に、本気で「なりたい自分」や「夢」は描けるものではない。自らの成長を感じる中で生まれる「なりたい自分」や「夢」が描けるのは、今の延長線上にその事柄をイメージできた時だけである。果てしなく遠い「夢」だとしても、「今の延長線上にある」と感じることができた時に、自己設定、自己発生されるものなのである。

そのために必要なことは、まず、目の前のことを一つひとつ逃げずにクリアしていくこと。多くの経験を積むことが「夢」を持ち、その夢を達成するための唯一の方法である。

 

5.自己教育

たとえば、向こう40年以上働くと考えると、一つの会社、あるいは一つの仕事が、今後40年続くのかどうかが問題になる上、続いたとしても、個々人が仕事のスキルを陳腐化させることなく、変化するビジネス環境について行くことはできない。

明らかなことは、皆さんが、まず基礎的な職業スキルを身につけた後で、そのスキルを継続的に向上させる必要があるということである。当面の仕事ができているからといって安心しないこと、将来に備えて、継続的に勉強を続けることが大切である。

 

今日は5つの話をしたが、少なくとも一つは皆さんの心に刻んでおいていただきたい。

最後に、もう一度、「入社、おめでとうございます!」。

 

以上