セルファインのグレード一覧
セルファインは、各種クロマト剤として以下に示したアフィニティークロマトグラフィー、疎水クロマトグラフィー、イオン交換、ゲルろ過の各種グレードをラインナップしています。
セルファインの製造はISO9001の認証を取得しています。
セルファインは、各種クロマト剤として以下に示したアフィニティークロマトグラフィー、疎水クロマトグラフィー、イオン交換、ゲルろ過の各種グレードをラインナップしています。
セルファインの製造はISO9001の認証を取得しています。
抗体医薬製造の実製造スケールで使用できます。高吸着、高い耐圧性を実現するために、粒子径、ポアサイズを最適化した充填剤です。
セルファインSPA-HCは多孔性セルロース粒子に、アルカリ耐性プロテインAを固定化した充填剤です。
粒子径の最適化技術によって高流速で高い吸着性能を実現しました。また独自の架橋技術により、耐圧性に優れているため、実製造スケールでのリードタイムの短縮を実現することができます。
従来のアガロースゲル、ポリマーの欠点を克服した、球状セルロースを基材とした充填剤です。
セルファイン サルフェイトは、ウイルスおよびヘパリン結合タンパク質を精製するアフィニティクロマトグラフィー担体です。インフルエンザウイルス、狂犬病ウイルス、日本脳炎ウイルス、西ナイル熱ウイルス、AAVなどのウイルスに吸着活性があり、世界中のワクチンメーカーで使用されています。 中性pH条件で結合し、高塩濃度で溶出することができるため、精製後も活性を維持しています。
セルファインMAX DexSは、硫酸デキストランポリマーを固定化した新しいクロマトグラフィー担体です。動物原料を使用していないため、 ヘパリン固定化担体の代替品として使用できます。血液タンパク質分画およびウイルスの精製に使用できます。 DexS-HbPはヘパリン結合タンパク質の精製に最適化されています。 DexS-VirSはウイルス粒子の精製に最適化されています。
セルファイン フォスフェイトは、DNA結合タンパク質やRNA結合タンパク質など核酸結合タンパク質にアフィニティー活性のある担体です。球状セルロース粒子にリン酸エステル基を固定化しています。T7 RNAポリメラーゼなどのmRNAワクチンの製造に使用されるRNAポリメラーゼの精製に使用できます
セルファインのリガンド固定化用ゲルは、機能性の官能基を多孔性セルロースに付加した充填剤です。
タンパク質やペプチドなど、リガンドを固定化する場合にご利用ください。
セルファインETクリーンは、ポリ(ε-リジン)を固定化したアフィニティクロマトグラフィー担体です。タンパク質サンプル溶液や滅菌水からエンドトキシンを選択的に除去することができます。ETクリーンSは細孔サイズが小さく、ETクリーンLはタンパク質が入る大きな細孔サイズを持っています。
セルファインMAX疎水クロマトグラフィーは、次世代の高機能化されたクロマトグラフィー充填剤です。高流速、優れた選択性、回収率を特徴としていますので、ダウンストリームに優れた処理能力を発揮します。フェニル基、ブチル基のリガンドタイプがあります。
セルファイン フェニルEXは独自のリガンド修飾技術によって抗体医薬の凝集体を効率よく除去することができるクロマトグラフィー充填剤です。 第1工程のプロテインAクロマトグラフィー後の抗体サンプルをセルファイン フェニルEXに通液すると抗体の凝集体は補足される一方、 抗体の単量体は多くがそのままフロースルー画分に回収されます。 このような不純物を選択的に吸着させるフロースルー精製に使用することができます。
莢膜多糖の精製に最適化するためリガンド濃度を最適化しています。セルファインMAX Q-hvと2段階で精製することで高純度に肺炎球菌ワクチンを精製できます。
架橋した球状セルロースを基材とした充填剤です。機械的強度、溶出物の少なさに優れています。
セルファインMAXイオン交換クロマトグラフィーは、高度に架橋し更に表面を修飾したベースを用いて高い動的吸着容量と高流速を両立させた次世代のイオン交換クロマトグラフィー充填剤です。
莢膜多糖の精製に最適化するためリガンド濃度を最適化しています。セルファインMAX ブチル HSと2段階で精製することで高純度に肺炎球菌ワクチンを精製できます。
セルファインMAX IBは塩濃度やバッファー種の影響を受けにくく、優れた不純物除去性能を示します。抗体医薬精製の2ステップ精製が可能となります。
球状セルロースを基材とした充填剤です。従来のゲルよりも高流速での操作が可能なため、工業用用途でも効率的なゲルろ過が可能です。
Cellufine GCL-2000 HFは、タンパク質の分子量の違いで分離するゲルろ過クロマトグラフィー充填剤です。タンパク質やその他の生体分子を簡単な方法で分離することができます。Cellufine GCL-2000 HFは機械的強度が高く、大規模な産業用カラムにおいても高流速での操作が可能です。
セルファインGH-25は多孔性で真球状のセルロース粒子で、タンパク質などの脱塩に使用されています。排除限界分子量は3kDaなので、タンパク質は粒子の細孔内に入らず迅速に通過できますが、分子量の小さい塩類などは細孔内に保持されます。 すぐれた機械的強度をもっているため、大型カラムでも高流量での操作が可能です。このためリードタイムの短縮が可能になります。
セルファインを1ml、5mlのカラムに充填したプレパックカラムです。初期検討や、小規模なクロマトグラフィーにご利用いただけます。