DEVELOPMENT開発中製品情報

開発品のご紹介


開発品の取扱い方について

このページは開発品を紹介しています。クロマトグラフィー充填剤セルファインはISO 9001により品質が保証されていますが、ここで紹介している技術は開発中につき、品質が変更される可能性があります。
製品としては販売しておりません。開発品として少量のサンプル提供を行っております。製造用途で検討してみたい企業様(医薬品製造、診断薬、その他製造等)、研究者様におかれましては、その旨ご同意頂き、用途を勘案の上、サンプルをご提供させて頂きます。 サンプルのご要望は以下までお問い合わせください。

新しいセルロース担体MLP1000のご紹介

セルロース担体MLP1000はこれまでのクロマトグラフィー担体の常識を覆す大きな細孔径を有する、次世代のクロマトグラフィー担体です。 その大きな細孔はウイルス粒子など大粒子を細孔内に拡散させます。 従来のクロマトグラフィー担体はウイルス粒子が入るような大きな細孔の場合、耐圧性が悪化するため、大型カラムで使用することが困難になります。 しかしセルロース担体MLP1000の耐圧性は極めて高く、大型カラムでの使用が可能です。 粒子サイズの大きな不活化ワクチン、mRNA医薬品、遺伝子治療用ベクター、エクソソームなど新しいモダリティーの精製に最適な細孔径を有しています。
活用例としてデキストラン硫酸をリガンドとして固定化したMLP1000 DexS担体を用いたインフルエンザウイルスの精製事例を紹介します。

インスリン製造用 r-トリプシン固定化担体

インスリン製造に使用される組換えトリプシンをセルロース粒子に固定化した酵素固定化担体です。トリプシンはセルロース粒子に共有結合しているため、トリプシン活性はフリー体よりも極めて安定しています。この特徴からトリプシン酵素の繰り返し使用による製造比例費の削減が期待できます。

セルファインMAX AminoButyl

近年、複雑な構造をもつ生体高分子の分離・精製に、リガンドとして異なる性質を有すミックスモード型分離剤が注目されています。セルファインMAX AminoButyl は疎水基であるブチル基とイオン交換基となる一級アミンをリガンドに持つセルファインで、特に、疎水性の強いウイルス様粒子(Virus like particles)の分離・精製用に設計されています。

カスタマイズ・特注品の開発も
可能です。

お客様のご要望に応じたグレードの開発も承りますのでご相談ください。

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