各種検査方法
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検査の意義
食材と接触する器具類の汚染は食中毒の可能性を高めるため、器具に付着している菌数を管理することは重要です。また、製造環境の表面付着菌を検査することは、製造工程を管理する上で重要です。 拭取り操作時のコンタミを防ぐため、滅菌拭取り検査キットの使用を推奨します。
検査方法
1) 検査キットの綿棒が入ったボトルを取り出します。ボトルの絞り部で綿棒を圧迫し、綿棒の余分な水分を搾り取ります。
2) 検査対象をふき取ります。調理台やまな板であれば、10cm四方をふき取ってください。ふき取り方の例を以下に紹介します。
3) ふき取った綿棒をボトルに戻し、希釈液にふき取った菌を加えます。
4) ボトルの希釈液1 mLをMC-Media Padに添加します。
5) MC-Media Padを培養器に入れ、各製品の指定温度及び時間で培養します。
6) 培養器からMC-Media Padを取り出し、各製品の判定方法に従って、コロニー数を測定します。
7) コロニー数を10倍し、ふき取り面積当たりの菌数を計算します。