MC-Media Padを使用した落下菌検査方法


各種検査方法


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「MC-Media Pad」を使った落下菌検査方法
   

検査の意義


 食品衛生規範では、作業区域の一般生菌や真菌の落下菌試験をします。静置時間は一般生菌が5分、真菌が20分です。食品衛生規範は廃止されていますが、HACCPでは工程管理が求められており、落下菌試験は製造工程を管理する上で有効です。


使用方法


1) カバーフィルムを開けたまま、試験箇所にて一定時間静置し、落下菌を捕捉します。



2) このMC-Media Padに滅菌生理食塩水を1mL添加し、カバーフィルムを閉じます。


  


3) MC-Media Padを培養器に入れ、各製品の指定温度及び時間で培養します。



4) 培養器からMC-Media Padを取り出し、各製品の判定方法に従って、コロニー数を測定します。



注意)
 MC-Media Padは、1 mLの液添加で性能が発揮されるよう設計されています。滅菌生理食塩水の添加後に落下菌捕捉操作を行うと、液の蒸発によって正確なコロニー数測定が困難になることがあります。 必ず落下菌捕捉操作後に、1 mLの滅菌生理食塩水を添加してください。