各種検査方法


使用方法


1) 使用環境によるコンタミを防ぐため、実験机及び手指を洗浄してください。



2) アルミ袋を開封し、必要な枚数を取り出します。この際、日光やUVを当てないでください。



3) 未使用のMC-Media Padはアルミ袋に入れ、切り口をテープやクリップで閉じます。この状態で冷蔵庫等の冷暗所(2~15℃)で保管することで、開封後も1ヶ月間は使用可能です。



4) パッド部全面が露出するようにカバーフィルムを開けます。



5) ピペットやスポイトで試料液1 mLを採取し、パッド中央部に添加します。MC-Media Padは、1 mLの液添加で性能を発揮するよう設計されています。1 mLを正確に添加するため、ピペットの使用を推奨します。



6) カバーフィルムを閉じ、パッドの周囲を指でなぞるように押さえ、接着シートと密着させます。



7) MC-Media Padを培養器に入れ、各製品の指定温度及び時間で培養します。


MC-Media Padを用いた食品検査法:培養


8) 培養器からMC-Media Padを取り出し、各製品の判定方法に従って、コロニー数を測定します。マジックでマーキングすることで、正確に測定できます。コロニー数が測定範囲を超える場合は、試料液を希釈して測定範囲に収まるようにしてください。



9) 測定したコロニー数が、添加した試料液1 mLに含まれる菌数です。希釈倍率から試料液に含まれる菌数を計算します。



10) 使用後のMC-Media Padを耐熱性のゴミ袋に入れ、高圧蒸気滅菌または煮沸などにより滅菌し、地域の条例に従い廃棄して下さい。