取引先とのコミュニケーション
購買物流に関する基本方針
「業務の適切で合理的かつ効率的な運営を図る」ことを目的とし、購買基本規程と物流基本規程を定めています。それぞれの規程の精神を具現化した「4つの基本方針」を、私たちの業務における普遍的な姿勢として定めています。
4つの基本方針
- グローバルな視点とパートナーシップ
- 良好なパートナーシップの構築に心がけ、国内外を問わず広くパートナーを求めます。
- 公平透明な取引
- 適切な情報開示に努め、サプライヤーの信頼性、技術開発力、供給能力等を総合的に勘案した公正な選定を行います。
- 責任ある企業として
- コンプライアンスを遵守し、環境・安全・品質に配慮した原料などを調達するとともに、適正なコストで安定して調達します。
- 物流品質、安全
- モーダルシフト等物流の効率化を推進し、温室効果ガスの低減に努め、物流安全に必要な教育を行うことで安全性と品質を確保します。
CSR調達への取り組み
サステナビリティーを保持していく為には、様々なステークホルダーからの要請に応え、お取引先を含めたサプライチェーン全体として取り組んでいく事が重要となります。
「JNCグループサプライチェーンCSR推進ガイドライン」について、お取引先にご理解とご協力をお願いし、ステークホルダーと共に成長を続ける企業を目指しています。
JNCグループサプライチェーン CSR推進ガイドライン
- 1.人権尊重と労働慣行
- 基本的人権を尊重し、採用や処遇等で不当な差別を行わない。
- 適正な労働条件を確保し、労働者の権利を保護する。
- 2.法令遵守・企業倫理意識の徹底
- 国内外の法令を遵守するとともに社会規範を尊重する。
- 知的財産権を尊重し、これを侵害する行為は行わない。
- 反社会的な団体や人物との関わりを持たない。
- 内部通報の仕組みを整備し、通報者の権利を保護する。
- 3.環境保全
- 化学物質排出量の削減、省資源・省エネルギー、廃棄物の削減・リサイクル推進に取り組み、事業活動による環境負荷の低減に努める。
- 4.職場と地域の安全
- 無事故、無災害の事業活動に取り組み、従業員、地域住民の安全を確保する。
- 5.安定供給と緊急時への対応
- 緊急時(大地震、災害等)の対応策の策定を行い、職場内での緊急時の対応手順を周知・徹底する。
- BCPを構築し運用する。
- 6.製品の品質・安全性の確保
- 製品・サービスに関する品質保証体制を構築し運用する。
- 製品の環境・安全・健康面への影響に配慮し、法規制等を遵守する。
- 7.社会との率直な対話と社会貢献の推進
- ステークホルダーなどと広くコミュニケーションを行い、地域・社会からの期待を認識する。
- 地域・社会貢献活動への自主的な参加を進め、地域・社会の要請に積極的に対応する。
- 8.情報セキュリティ
- 顧客や第三者からの機密情報や個人情報を適切に管理する。
紛争鉱物への取り組み
紛争鉱物については調達上の重要な課題と認識し、お取引先と連携をとりながらサプライチェーンの透明化を目指します。紛争鉱物の使用が判明した場合は、速やかに不使用化に取り組み、責任ある調達に努めてまいります。
CSRレポート2021
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