信頼を支える構造|微生物検査のMC-Media Pad

独自技術による
信頼を支える構造

MC-Media Pad は、対象微生物を検出するための試薬を含む培地および水溶性ポリマー(水溶性高分子化合物)、不織布が積層された培地パッド部が粘着シートの上に接着され、培養時の水分の蒸発を防ぎ、微生物の生育を観察しやすいように格子柄を印刷した透明なカバーフィルムを被せた構造のシート状培地です。

また「MC-Media Pad」の微生物検出技術はJNC株式会社の優れたバイオ技術と高分子加工技術が融合したもので、世界の主要国に特許を出願しております。

  • カバーフィルム
  • 毛細管現象で検体および微生物を自動拡散させる不織布
  • 微生物に分解されない培地・水溶性ポリマー
  • 防水フィルム
  • 粘着シート

微生物の高い定量性と
分散性を発揮します

不織布層表面または表面近くに微生物のコロニーが形成されるため、
微生物の高い定量性と分散性が得られます。

不織布全体に試料液が拡散

微生物コロニー形成まで

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    カバーフィルムをめくって、試料液を培地部分に加えると、不織布の毛細管現象により試料液が培地パッド部全体に拡散して試料液が保持されます。

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    試料液中の水分により培地成分を含む水溶性ポリマーが溶解し、培地が再構成されます。

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    不織布中に捕捉された、微生物は再構成された培地成分を利用して発育し、培地成分とともに配合された発色物質により有色のコロニーを形成します。