一般生菌数
培地名 培地の作製 用途 培養温度/時間


標準寒天培地

1)精製水200mlに対して
→4.5gを溶解する。

*必要に応じて精製水1lあたりスキムミルク1.0gを加える。

2)121℃で15分高圧蒸気滅菌してシャーレに流す。

検体中の菌数測定
*乳・乳製品の検査ではスキムミルクを加えた方がよい。
32〜35℃・48時間


BCP加プレートカウント寒天培地

1)精製水200mlに対して
→4.92gを溶解する。

2)121℃で15分高圧蒸気滅菌してシャーレに流す。
乳酸菌の菌数測定 35℃/ 48時間
大腸菌群
培地名 培地の作製 用途 培養温度/時間


デソキシコレート寒天培地

1)精製水200mlに対して
→9g加熱溶解する

2)シャーレに分注する。
(滅菌しない!)
培地保存はできない。
大腸菌群の選択分離
菌数計算
35℃/ 24時間


BGLBブイヨン培地

 

1)精製水200mlに対して
→8g加熱溶解する


2)中試験管(Φ18.0×180)にダーラム管(6×30)を入れ、溶解したBGLB培地を分注する。
モルトン栓で蓋をして、121℃で15分高圧蒸気滅菌し、滅菌後取り出し、冷めてから急冷する。

大腸菌群の推定試験・
菌体計算(栄養分が豊富な検体の場合)
37℃/ 24〜48時間


ECブイヨン培地

1)精製水200mlに対して
→7.4gを溶解する。

2)上記BGLB培地と同様に作製する。

大腸菌・大腸菌群の検出(推定検査) 37℃または45.5℃/
48時間


乳糖ブイヨン培地
(BTB加)

1)精製水200mlに対して
→2.6gを溶解する。

2)上記BGLB培地と同様に作製する。

大腸菌群・大腸菌の推定試験及び完全試験 37℃/24〜48時間


EMB寒天培地

 

1)精製水200mlに対して
→7.2gを溶解する。

2)121℃で15分高圧蒸気滅菌してシャーレに分注する。

病原腸内細菌の選別
鑑定分離
37℃/24時間
サルモネラ菌
培地名 培地の作製 用途 培養温度/時間


EEMブイヨン培地

1)精製水1lに対して
→43.5g加熱溶解する(滅菌はしないこと!)。

2)必要量を中試験管またはフラスコに分注する。

サルモネラ菌の前増菌培養培養後、10倍量のサルモネラ選択増菌培地に接種する。 35〜37℃/18〜24時間

 
ハーナーテトラチオネート

 1)精製水に懸濁した後、沸騰水浴中で加温溶解する

2)45℃以下に冷却した後、ヨウ素ーヨウ化カリウム溶液(ヨウ素5g、ヨウ化カリウム8g、精製水40ml)を1Lに対して40ml加える。

3)混ぜながら、滅菌中試験管に10mlずつぶんちゅうする

 サルモネラ増菌用

 43℃18〜24時間

 
ラパポートブイヨン

 精製水に十分懸濁した後、沸騰水浴中で加温溶解し、中試験管に10mlずつ分注する。高圧滅菌しない。

 サルモネラ増菌用

 42±1.0℃/22±2時間


ランバック寒天培地

1)液体成分1本を規定量の精製水に溶解する。

2)粉末成分1本を加え、溶解させる。

3)湯煎で加温溶解し、シャーレに分注する(滅菌しないこと!)。

サルモネラ菌の選択鑑別分離 35〜37℃/24〜48時間


DHL寒天培地

1)精製水200mlに対して
→12.7gを溶解する。

2)シャーレに分注する
(滅菌しないこと!)。

サルモネラ菌の選択鑑別分離 37℃/24〜48時間
腸炎ビブリオ
培地名 培地の作製 用途 培養温度/時間


ペプトン加生理食塩水

1)精製水200mlに対して
→1.9gを溶解する。

2)121℃で15分高圧蒸気滅菌し、試験管に分注する。

腸炎ビブリオの増菌培養
その他食品検体の希釈用
35℃/ 24時間


TCBS寒天培地

1)精製水200mlに対して
→17.6gを溶解する。

2)シャーレに分注する
(滅菌しないこと!

腸炎ビブリオの選択分離 37℃/18〜24時間
黄色ブドウ球菌
培地名 培地の作製 用途 培養温度/時間


マンニット食塩培地

1)精製水200mlに対して
→2.2gを溶解する。

2)121℃で15分高圧蒸気滅菌し、シャーレに流す。

Staphylococcus spp.
(ブドウ球菌属)の検出
37℃/36〜48時間


マンニット食塩培地

無菌卵黄乳液

1)111gを900ml精製水に溶解する。

2)121℃で15分間高圧蒸気滅菌後、50℃に冷やす。

3)卵黄液100ml(卵1個20gに、滅菌生理食塩水を80ml加えたもの)
を添加すると10%マンニット食塩培地になる。

Staphylococcus spp.
(ブドウ球菌属)の検出
35℃/ 48時間
酵母・カビ
培地名 培地の作製 用途 培養温度/時間


ポテトデキロース寒天培地

1)精製水200mlに対して
→7.8gを溶解する。

2)121℃で15分高圧蒸気滅菌し、シャーレに流す。

酵母・カビの菌数測定、分離培養 25℃(常温)/ 5日まで


YGC寒天培地

1)精製水200mlに対して
→8gを溶解する。

2)121℃で15分高圧蒸気滅菌し、シャーレに流す。

真菌の選択分離・菌数測定 25℃(常温)/ 4日まで


WL普通寒天・鑑別培地

1)
ア)精製水1lに対して

→77gを溶解する。

イ)混合液(精製水600ml+ろ過したトマトジュース400ml)に対して
→77gを溶解する。

ウ)アを必要に応じて1%炭酸水素ナトリウム溶液30mlでpH5.5〜6.5に調整する。
2)121℃で15分高圧蒸気滅菌し、シャーレに流す。

ア)ビール等の醸造用酵母の生菌数の測定
イ)アルコールマッシュ検体の検査に適する
ウ)パン・蒸留酒の酵母の菌数測定
25℃/ 好気培養/
2週間まで
30℃/ 好気培養/
2週間まで
30℃/ 好気培養/
2週間まで
1)サイクロヘキシミド0.004g加えるとWL鑑別培地となる。

2)121℃で15分高圧蒸気滅菌し、シャーレに流す。

検体数に含まれる酵母数が多い時にWL普通寒天と併用し、WL普通寒天と同じく細菌検査に用いる。
好気培養