AOACとは?

AOACとは

1884年に米国内の肥料検査法の統一を目的に設立された団体Association of Official Agricultural Chemistsを起源として、色々な変遷を経て現在正式名称を”AOAC International ”(http://www.aoac.org)と呼ばれる団体です。米国ワシントンDC市郊外に本部があり、我が国にも日本セクション(http://wwwsoc.nii.ac.jp/aoacijs/)があります。食品、医薬品、肥・飼料、化粧品等の分析法、微生物検出・同定法にかかわる技術者・研究者が新規技術の情報交換をしたり、互いの分析法を検証し合う場になっています。

AOACで検証された分析法は、全世界の分析関係者のバイブルとなってます。

AOACの分析法の検証は極めて厳しいので、そこで有効と検証された分析法はほぼ自動的に米国内の公定法として採用されています。諸外国も大部分はAOACで検証された分析法を自国の公定法に採用していますので、国際間の取引に関わる分析にはAOACで検証された方法を用いるのが良いといわれております。AOACで検証された分析法は”Official Methods of Analysis of AOAC INTERNATIONAL”と題する本に掲載され、全世界の分析関係者のバイブルとなっています。

 AOACにおける微生物検出・同定キットの有効性の検証は2通りの方法があります。

 

<検証方法>

 

 

 ● Official Methods of Analysis (公定分析法)(OMAと略す)

 

 

 ● Performance Tested Methods (性能検証済み試験法)(PTMと略す)

 

 どちらの場合も、申請者は新規なキットでの方法と従来からAOACで認められている方法と両方を用いて、様々な食品での分析結果の正確性、再現性を調べなければなりません。また、検出限界、交差反応性、安定性、偽陽性・偽陰性率等の分析結果も必要とされます。正確性、再現性については、申請者だけではなく他の分析機関でも同様の試験をして分析結果を検証します。OMAとPTMの違いは、検証に加わる他の分析機関の数が、OMAでは8〜12以上であるのに対して、PTMでは1機関で良いことになっていることです。OMAは認証を受けるのに数年を要しますが、PTMは約半年で認証を受けられます。現代は分析科学の技術が目まぐるしく移り変わっていきますので、革新的な技術に基づくキットは短期間に認証が受けられるPTMに応募する傾向があります。

 AOACにおけるJNC株式会社の取り組み

 

JNC株式会社では「サニ太くん」一般生菌用,大腸菌群用につづき大腸菌・大腸菌群用をAOACのPTMの認証をるべく、申請を出しておりましたが、2009年7月24日付けで認証を受けました。(AOACRI Certificate)これによって「サニ太くん」の検査性能が正式に検証され、「サニ太くん」による微生物検査は世界標準の一つとなりました。JNC株式会社ではその他の「サニ太くん」についても順次、AOACに申請を出していって、世界中のお客様に安心してお使いいただけるように今後とも努力して行くつもりです。