アカバネエライザキット

アカバネウイルスに対する抗体検出 ELISAキット

特長

■HmLu-1細胞にアカバネウイルス(OBE-1株)を接種して得たウイルス液を不活化し、
 抗原含有量を調整したものを抗原液としています。
■反応時間は150分程度で、短時間で多検体をスクリーニングできます。
■中和法との相関が良好です。
■特異性が高く、抗アカバネウイルス抗体以外の各種疾病に対する抗体を検出しません。
■試薬類は全て含まれていますので、すぐにお使いいただけます。
■高感度で判定しやすい競合ELISA法を原理としています。

キットの構成

ELISAキット
・抗原液 0.25mL
・19B-4固相化マイクロストリップ 12ストリップ(プレートにして2枚)
・抗原希釈用液 12mL
・標識抗体希釈用液 100mL
・指示陰性血清 2.2m
・指示陽性血清 1.2mL
・標識抗体溶液 0.3mL
・発色基質液 30mL
・反応停止液 15mL
※1キット(180検体分)あたり

効能または効果

牛血清中のアカバネウイルスに対する抗体を検出します。

貯蔵方法

貯蔵:2~5℃の冷暗所で保管すること。

有効期間

製造日より12ヶ月

使用上の注意

1> 本キットは、定められた用法、及び用量に基づいて使用すること。
2> 本キットは、効能・効果において定められた目的のみに使用すること。

使用方法

前準備

キットは使用前に室温に戻しておきます。

測定

【STEP1】 プレインキュベーション(抗原と被検血清との反応)

別のプレートを準備し、これに図のマイクロストリップと同じレイアウトで
指示陰性血清(ブランク用、指示陰性血清用)、指示陽性血清、及び被検血清を原液のまま入れていきます。
抗原液を抗原希釈用液で50倍希釈したものを、各ウエルに加えていきます。
(ブランクウエルのみ抗原希釈用液を加えます。)37℃で30分間静置します。

【STEP2】

プレインキュベーションが完了した「血清+抗原混液」を50μLずつ19B-4固相化マイクストリップに加え、37℃で1時間静置します。

マイクロストリップのレイアウト
判定
【STEP3】

洗浄液で4回洗浄後、標識抗体溶液を加え、37℃で30分間静置します。

【STEP4】

洗浄液で4回洗浄後、発色基質液を加えます。

【STEP5】

20分後、反応停止液を加え、ブランクウェルをゼロ点として450nmの吸光度を測定します。

【STEP6】

次の式から、被検血清の抑制率を算出して、被検血清の判定を行います。

判定

検出性能

既存法(中和法)と本キットとの相対感度、相対特異性、一致率を求めると以下の通りでした。

中和抗体価と本ELISAキットとの比較

相対感度:98.6%、相対特異性:94.6%、一致性:96.9%となります。

感度比較

陽性血清を陰性血清で希釈したものを中和法と本キットで感度比較した場合、
中和法で陰性と判定される希釈倍率でも、本キットでは陽性と判定され、高い検出性能を有しています。

陽性血清-1

+:抗体陽性 -:抗体陰性

陽性血清-2

+:抗体陽性 -:抗体陰性

特異性

牛に各種ワクチンを接種して病原体に対する抗体価が上昇した免疫血清を、
本キットで測定した場合の結果と、アカバネウイルス以外のアルボウイルス抗体を持つ血清を、
本キットで測定した場合の結果です。
本キットは、アカバネウイルス以外の病原体に対する抗体とは反応せず、高い特異性を有しています。

アカバネウイルス以外の病原体に対する抗体と、本キットの反応性
アルボウイルスに対する中和抗体価、及びエライザ試験結果

※1 AKAV:アカバネウイルス中和抗体価
※2 AINV:アイノウイルス中和抗体価
※3 CHUV:カスバウイルス中和抗体価
※4 IBAV:イバラキウイルス中和抗体価
※5 BEFV:牛流行熱ウイルス中和抗体価
※6 PEAV:ピートンウイルス中和抗体価

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