タイに複合繊維製造・販売の合弁会社を設立

2013年08月26日

 JNC株式会社(本社:東京都千代田区、社長:森田美智男)は、タイ Indorama Ventures Public Company Limited (以下、IVL社という) グループと共同で、タイ王国ラヨーン県マプタプット工業団地にポリオレフィン系複合繊維(ES繊維)の製造・販売を行なう新会社を設立します。

 ES繊維は当社が、世界で初めて商業化に成功した繊維で、接着剤を使わず熱により繊維を互いに接着することが可能であり、この繊維を用いて製造された不織布は、柔軟であること、嵩高であることなどの特徴を有します。この特徴を活かし、現在、紙おむつ、生理用品等の衛生材料に広く使用されています。当社は既に販売面で提携関係にある米国FiberVisions社と中国江蘇省蘇州市に製造・販売会社ES FiberVisions (Suzhou)社を設立し、間もなく商業生産が開始される見込みです。
FiberVisions社が、2012年1月大手ポリエステル製品製造会社であるIVL社グループ傘下となったのを機に、当社とIVL社はアジアにおける協力関係の拡大を協議してまいりました。今回のタイ王国における複合繊維の製造・販売会社設立は、急速に需要が拡大している東南アジアの衛生材料市場に対応する供給体制の確立を図るものです。

 当社は既に単独で、中国広東省広州市でのES繊維の製造、そしてそのES繊維を原材料としたスルーエアー不織布の製造を行っており、昨年には中国江蘇省常熟市においてスルーエアー不織布の製造を開始し、またタイ王国ラヨーン県アマタシティーでは今年末に新たなスルーエアー不織布製造設備が稼動する予定です。
現在、中国及び東南アジアでは、経済成長を背景に衛生材料市場は高い成長率を示しており、当社は同地域の旺盛な需要に応えるため、今後も積極的な事業展開を図って参ります。

<新社の概要>

社名(仮称):ES FiberVisions (Thailand) Co., Ltd.
主な事業内容:ポリオレフィン系複合繊維の製造販売
設立年月日 :2013年10月(予定)
所 在 地   :タイ王国ラヨーン県マプタプット工業団地
代 表 者   :未定
資本金   :12百万USドル
出資比率  :当社グループ(JNCファイバーズ株式会社) 50%
       IVL社グループ(Indorama Holdings Ltd.) 50%
生産能力  :14,500トン/年