ゲルろ過用セルファイン

ゲルろ過クロマトグラフィー(GPC:Gel Permeation Chromatography)は、タンパクや高分子物質を分子量の差で分離精製する方法として利用されています。アガロースやデキストランを基材とした従来のゲルろ過用ゲルは、一般的に機械的強度が弱いために流速が遅く、実験室から生産段階へのスケールアップが難しいため、生産工程の障害になることがありました。
ゲルろ過用ゲル、セルファインGCL、GHシリーズは、球状セルロースを基材とした充填剤です。従来のゲルよりも高流速での操作が可能なため、工業用用途でも効率的なゲルろ過が可能です。

GCL-2000/GCL-2000HF/GH-25 のおおよその分画範囲

仕様
材質 セルロース、架橋セルロース
形状 球形
粒径 GCL-2000:ca. 40-130μm
GCL-2000HF:ca. 40-130μm
GH-25:ca. 40-130μm
耐化学薬品性 ほとんどの塩類、界面活性剤、下記の溶媒、酸、アルカリで使用可能
8M-尿素、6M-グアニジン/塩酸、0.1N-塩酸、0.1N-水酸化ナトリウム
機械的強度 ペリスターポンプでの送液、マグネチックスターラーでの撹拌可能
耐熱性 オートクレーブ(121℃、60分)可能
収縮/膨潤 <3%
(pHおよびイオン強度の変化による)
包装 20%エタノールで懸濁
  排除限界分子量
  排除限界分子量
PEG タンパク 多糖類
GCL-2000 -200,000 -3,000,000 -700,000
GCL-2000HF -200,000 -3,000,000 -700,000
GH-25 -2,500 -3,500  



セルファイン A-200/A-500/A-800
架橋したセルロースが基材です。低分子から高分子まで、より高い分離度を可能にしました。
セルファインGCL-2000HFは従来からのセルファインGCL-2000のハイフロー型後継品となります。



GCL2000/GCL2000HFの
タンパク質、ペプチドのKav値

Protein MW
IgM 900,000
Thyrogloburin 660,000
IgG 155,000
BSA 66,000
Chymotrypsinogen A 25,700
α-Chymotrypsin 25,200
Myoglbin 17,000
Lysozyme 14,300
Rnase 13,700
Cytochrome c 12,400
Bacitracin 1,400
Glycine 75
 
GCL-2000/GCL-2000HFのKav曲線


セルファインGCL-2000/セルファインGCL-2000HF > リファレンス > MSDS/取扱説明書/技術情報 > カタログ番号




セルファイン A-200/A-500/A-800
セルロースを基材として、特に高分子と低分子の分離に適したゲルです。脱塩、バッファー交換を効率的に行うことができます。

GH25のペプチド、PEGのKav値
M.W. marker MW Kav
Gly
Gly2
Gly3
Gly4
Calucium pantothenate
Vitamin B12
Insulin B chain
75
132
189
246
477
1355
3495
0.67
0.64
0.63
0.61
0.60
0.55
0
Ethylen glycol
PEG
PEG
PEG
PEG
PEG
62
200
400
600
1000
3000
0.67
0.58
0.55
0.48
0.40
0
 
GH-25のKav曲線

セルファインGH-25 > リファレンス > MSDS/取扱説明書/技術情報 > カタログ番号



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