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私たちの使命 ‐「次の100年」のために‐

代表取締役社長
後藤泰行

【プロフィール】

1978年に技術者として入社後、液晶事業に携わる。当時の液晶事業はまだ発展の只中にあり、それが社会でどのように活かされるのか、決して先行きが明確だったわけではない。しかし自身と仲間の「夢」を信じた後藤は、時には営業場面にも同行するなど技術者の枠に留まらない貢献を果たし、当事業をJNC株式会社の主力となる存在にまで導いてきた。2015年4月に代表取締役社長就任。経営で最も意識しているのは「独創性とスピード感」だ。1906年の創業以来100年を超える歴史を持つJNC株式会社は、「次の100年」に向けて変革の途にある。後藤は、これからをささえる強靭な事業・製品を創出することこそが、代表取締役社長としての自身に課せられた使命であると語る。


数多くのコンパクトな事業を創出し、
利益率の高い独自製品を確立させていく。

私たちJNC株式会社は、1906年の創業以来100年を超える歴史を持つ企業です。その間に培ってきた「先端化学企業」としての技術的ライブラリーは豊富にあります。しかし私たちは、「これまでの100年」だけでなく「これからの100年」を重視しています。JNC株式会社では、その中期経営計画において、新規事業の創出を基本戦略としています。これは私自身、特に力を入れていきたいと考えているところでもあります。「これまでの100年」で培ってきたコア技術を異なる角度から捉え直し、そこにさまざまなテクノロジーを複合させていくことで、新たな可能性を追求していく。私は、この先の経営に求められるのは、「数多くのコンパクトな事業を創出し、独自製品を世の中へシームレスに提供することで、結果として高い利益率を上げる」ことであると確信しています。そして、このような経営基盤を構築することが、いまの私に課せられた使命なのです。

この先の100年のために、
一人ひとりが事業の「設計力」を育んでいく。

では、「コンパクトな事業を数多く創出し、独自製品で高い利益率を上げる」ためには、何が必要でしょうか。私は、事務系・技術系を問わず、一人ひとりの社員が各々の職場で事業に対しての「設計力」を育み、それを発揮していくという点に鍵があると考えています。そしてそのためには、自分自身の「領域」を自らの手で拡大させていく姿勢をそれぞれに意識していただくことが大切になります。私は技術畑の人間ですが、新人時代に上司から、著名な経営学者であるピーター・ドラッカーの著作を精読するよう指導されました。もちろんはじめから全てを理解できたわけではありませんでしたが、熟読を重ねる過程で少しずつ私の視野は広がり、納得できる点を数多く発見できるようになりました。おそらく当時の上司は「経営学そのものを学べ」と言いたかったのではなく、「自分の得意分野である技術だけに依存せず、広く世の中のことを学べ」と伝えたかったのだと思います。こうした指導を若い頃に与えてもらったことは、後の私のキャリア形成にとって、本当に大きな財産になったと感謝しています。

経営陣もこれから仲間となる人も、
ともに切磋琢磨して「次の100年」を創造していきたい。

時代は急激なスピードで変化を続けています。かつて経営の基本要素は「人」「物」「金」と言われました。現在は、それらに「情報」と「スピード」を加えた5要素で語ることが一般的です。なかでも「スピード」はきわめて重要な要素と考えます。事務系社員・技術系社員の一人ひとりがJNC株式会社のコア技術を理解し、再構築し、事業の「設計力」を武器として「スピード感」を持って新しい分野を切り開く。これは容易でないミッションですが、非常にエキサイティングな体験となるはずです。私が20代の頃は、配属となった液晶事業は未知の世界でした。しかし、まだ誰も足を踏み入れたことのない領域に、自らが道を切り拓いていくことが楽しくて仕方ありませんでした。寝食を忘れて、本当にワクワクしながら仕事をしていたものです。新しく仲間になるみなさんにも、自分がまだ知らない世界に興味を持つ姿勢と、積極的にチャレンジする意志を持ってもらいたいと考えています。そして、仕事で「ワクワクする」という感覚を、ぜひ味わっていただきたい。
「次の100年」に向けて、私たち経営陣も努力を惜しみません。私たちとこれから新たに仲間となる若いみなさんで、時代を創る喜び・快感を共有できる日がくることを心より楽しみにしています。